焚き火が好きなんですが
都会のマンション暮らしなので
ガス台の栓を捻る以外に火を起こす事ができません。
木工の練習を家でするようになってからは
木っ端や木屑がでるので、細かい屑以外は
いつかの焚き火用としてとってあります
燃えるゴミ、じゃさみしい。
鹿児島県五木村の山奥で焚き火をした時
木が湿っていて火がつかないと苦しんでいると
地元のおばあちゃんが杉の根の一部を
焚き付けに使えと持ってきてくれました。
直に火をつけると湿った根から青白い炎が吹き出した
大量の油分を含んでいる証拠
北海道ではいつもパサパサした木ばかりだったので驚いた
ただやみくもに火をつけようとしてもダメだなと実感。
「一人で全部使うと勿体ないから後の人のためにとっておけ」
というと、おばあちゃんはトコトコ歩いていきました。
沖縄にも焚き木はあったけど火持ちしない木が多かった
後に本で読むと、木曾など木工業の盛んな所では
昔から桧や杉の大鋸屑は焚き付けとして利用されているとか
しかし中部地方は安心してテントを張れる所が無くて苦しんだので
旅人の焚き火事情に関しては、九州〜四国が量質ともに一番のようです。