最近、家具でも、日用品でも低価格をうたう店が多く進出していて
行ってみると実際驚くほど安い価格で品物が売られているんだけど
品質もろとも安くなってる物が多くあると感じました
今まで見たことないレベルの商品が入ってきているなぁ、と。
その品物をそれほど必要、重要視しない人にはそれで良いのかもしれないけど
自転車が8000円で購入できれば、修理して長く使おうという人もいなくなる
日本人の大事な感性の一つが失われるのではないのだろうか、モラルの欠如
いやだなぁと思うのはそういう物に目が慣れてきてしまう
今までのものがかえって高価格に見えてきてしまう。
環境問題、リユースリサイクルなんて言ってますが
量販店の増え方を見てると、大量生産大量消費は低品質化に伴って
急加速しているようにも感じます。
身の回りの小物だけでなく、自転車、車、家まで
「消費者の目を鍛える」なんて言いますが知らず知らずにどんどん鈍らされています
品質勝負の小規模製造業はどんどん苦しくなっていくなぁ....
カタログだけで見ていた三十万円程のキャビネットを先日見る機会があって
「えらい高いなぁ」と思っていたのですが、やっぱりいい物でそれだけの価値があるように感じました。