「中古都営バスの地方売却 石原知事が一括、中止」
ディーゼル規制の厳しい首都圏ですが
以前から「運送会社は東京で引っかかる車を地方で使っている」
と批判していた石地都知事が
規制にひっかかる都バスも地方に売却されていたと知って怒り
「売却を中止し今後規制外のバスは廃棄させる」という話です。
北海道や沖縄へ行くと
いまだに木の床で冷房なしのバスが現役で走ってるんですが
ノスタルジーに浸るためではなくて
「バスを買い替えるお金」がないんですね
坂道で黒煙モクモク吐きながら走ってます。
関東の中古バスっていうのは
多くが地方のバス会社に買われているそうですが
木の床のバスを、10年も使ってないであろう
中古都バスに置き換えるのであれば
相当な環境改善になるんじゃないんですかね。
同じバス一台をスクラップにするのであれば
遥かに環境に悪い古いバスを廃棄したほうが
いいと思うのですが、石原都知事は
「メンツの問題。絶対に許さない」と発言したそうです。
今日の写真は2002年沖縄北部で
あまりにも古いバスなので撮影したものです
このバスも当面現役でしょう。