Appleほどその企業姿勢や製品について語られている
コンピュータメーカーは無いと思うのですが
CNET Japan A・ハーツフェルドが語る「Macの誕生と、その他の物語」
FairPlayをライセンスしなかったのは
Appleにとって大きな失敗だと思います。
つきつめれば、重要なのは顧客に敬意を払うことです。
Appleはこれらの製品を囲い込むことで
顧客を軽視する姿勢を外部に示しているのです。
- Appleは変わると思いますか。
分かりません。この件について
Steve Jobsと話をしたことがありますが、
彼は必要性を感じていないようでした。
強力なライバルが登場しない限り、Appleは変わらないでしょう。
他のコンピューターメーカでも
仕事としての、技術者集団だけでは
同じレベルの物は出来ないと思います。
インターフェースやデザイン、バランスについて
今まで使用していたWindowsPCでは得る事の出来ない
満足感というのはMacにしかないと思います
そういうのが、製品から伝わって来るのが分かるから
Macを使うんでしょう。
しかし、広告や周辺機器、販売店まで
高いレベルで完全に同じ思想でまとめられているという事は
結果として製品を囲い込む事になるんでしょうね。
以前書いたの問題やTigerの内容を見ていると
顧客軽視というのは確かに感じます
高いレベルの内容、サービスは提供されるけど
ある「以上」の要求は固く拒否される(彼らのポリシーに觝触するのでしょう)
こういう所の柔軟さは日本企業の方が得意な所でしょう。
ところで日本のAppleというのはどのくらい発言権があるのでしょうね?
本国のStive Jobsや彼らの伝説的な話は
よくWeb上や書店でお目にかかりますが
日本のAppleの中の人というのが見えないんですよね
大きな市場ですから色々あるはず
ぜひ一度、面白い話を聞いてみたいです。