学科で「材料」という科目があります
木の性質や強度、乾燥法などを学ぶのですが
木(木材)の種類についてはあまり触れません。
まぁ教科書の写真を見て木の種類を覚えても意味ないし
一応木材のサンプルはあるんですが
覚えたければ自分で見て覚えな、という感じです。
まずは一般に流通している木材の種類が分からないので
書籍を探しました。
- 作者: 宮本茂紀
- 出版社/メーカー: 建築資料研究社
- 発売日: 1996/09
- メディア: 単行本
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現在の日本で流通してる木材170種のカラー写真と解説
植物分類体系に分類され、各木材の科名・産地・木理・比重・径・特徴が記されています
2500円する本ですが、これは貴重な資料。
実際の木材も欲しいのですが、ホームセンターで売ってるような
集成材や合板の感覚でいると、無垢材はとてつもなく高いです
それだけ手間と年月のかかるものなので当然でしょうが。
ふと東急ハンズの木材売り場をみたら良い物がありました
版画や彫刻用の小さい木材が種類別に売ってるじゃないですか
写真の物が現物です、15×50×100で一枚100円前後
黒檀、シタンは高級材で値段が倍以上するので小さい材にしました。
上からチーク、カリン、サクラ、タモ、ブナ、ナラ、シナ
サイコロは左からシタン、黒檀です。
木材の種類を覚えるのは当然ですが木材の表面の繊維をみて
木材の表裏、順目、逆目(木の上下)まで見れるようにしないと
正しい材料の使い方が出来ません。