今日の夕方は冬が
近い事を思わせるような空気でした。
カバンに入りっぱなしになっていた
星野道夫の「旅をする木」を
帰りの電車で読みました。
何処かの古本屋で買ったと思うのですが
もう数十回は読んでいるのでボロボロ。
日本からアラスカへのこれまでの道の途上
そして「これから」をいくつかの物語として
書いた短編集です。
旅行記であり物語であり日記でもあり
星野道夫独特のやわらかい文章で書かれています。
彼自身が読んだ本や写真集から
北海道そしてアラスカへとあこがれ
移住してしまったように
この本を読む度に自分も北の大地に
思わずあこがれてしまうのでした。