幅の広い板=太い木
という事ですが
数十年〜百年単位で成長する木は
計画的に伐採しないと
あっというまに無くなってしまいます。
戦争需要の乱獲に始まり
高度経済成長期の需要
世界中から幅の広い板の
取れる良い木材というのは
急速に消滅したそうです。
材木置き場に
立てかけてある木材をみると
みんなヒョロ細くて
なんか頼りない景色。
では現在の世で物を作らなくては行けない
我々はどうすればいいかと言うと
幅の足りない材同士を「矧ぎ足し」ます。
つなぎ目の木目を不自然にならないように
木取りして「端金」でとめる
接着後、接合面を鉋がけしてやると
つなぎ目が分からないくらいピタッと付きます。