旭川から帰ってきた翌日から
あちらは雪が降り続いたようですね。
ライブカメラ映像をみて驚きました
昨日まで一面黄金色の景色だったはずなのに...
よく北海道を大自然溢れる
というような表現をしますが
広大な景色は開拓民が原生林を
切り開いて開拓したもので
意地悪な見方をすれば
非常に「少ない種類」の植生で構成された
景色なんだな、と考えることも出来ます。
日本人は海外だと北欧の景色が
美しいと感じるそうですが
(自分もそうです)
植生の種類を数えるととても少ないとか
きっとみんな整然とした物が好きなんでしょうね。
北海道でよく起きる
カメムシや羽蟻の大発生は
その影響でしょうか?
「生物の多様性」
という所から行くとかなり
退行しているのだろうなと思います。
里山の保護運動や
林業の衰退により放置された山を
手入れしようという活動は
「多様性」を守るという所からも
きているんでしょう。
最近はひとつ景色を見るだけでも
色々と考えさせられますね。