うちのチームは4人
すべてのメンバーが同じ作業を
やっていても効率が悪いので
お互いどんどん仕事を割り振って
作業を進めて行きます。
どうしても芸術(個人)志向だと
個人プレイになりやすいもの
頭や腕がいくら良くても
「協調性」がなければ仕事は進みません。
(多分このへんがこの実習の本当の目的のような気がします)
「壁に書かれたスローガンの分だけ自由が減って行く」
「室内」という雑誌の安部譲二氏の連載に書かれていた言葉。
「仕事」とはねぇ、と偉そうな説法を始めてしまいそうですが
ひとつ自由が減ったならばその状況を完全に理解し
どのように自分を同化させてこの状況を楽しめるか考える
ひとつでも楽しみが見つけ出せればその仕事はハッピーだと思います。
というわけで、あやうい「協調」の我がチーム
そろそろ本体(ガラ)も組み上がりそうなので
自分は、引出しの制作に入りました
「コーナーロッキングマシン」
材料を固定して、でかいハンドルを上下させると
バリバリバリという豪快な音とともに
組継ぎの仕口が掘られて行きます。
厚み10mm径30cmくらいの歯が数十枚高速回転していて
巻き込まれたらひとたまりもないな..という機械ですが
一人でバリバリ加工しているのも悪くないです。