昨年秋にRYOBIの一番いい
トリマを買ったばかりなのですが
最近発売になった
BOSCHのTMR500というモデルが
あまりにも良いので買い替えてしまいました。
写真左がBOSCH TMR500
写真右がRYOBI TRE-55
RYOBI製も含め国産のトリマは
ベース部分が透明プラスチック製です
切削深さの調整をする際
ベース固定のノブを緩めて
ベースの上下動を行うのですが
一度目の使用でベースのガタつきが取れず
固定ノブを強くまわしたら調整ギアのプラスチックに
ヒビが入ってしまいました
見ての通り調整用のギアも
すべてプラで出来ています
しかもかなり荒いピッチです
これでコンマ数ミリの調整をしろ
というのは至難の技でしょう
本体に付いているゲージも印刷シールです
この仕様で正直長期の使用に耐えるのでしょうか?
BOSCH製のTMR500は
ベースは全てアルミ製
(調整部分はピッチの細かい金属ギアです)
本体を含め金属部品が多用されています
ベースを僅かに回転させる事により
大まかな移動と微調整との切り替えができ
切削目安のゲージも金属部品に彫り込まれています。
ベースの指がかかる部分には
指の形状のRが付いていて滑り止め加工が施されている
こういう細かいとろに
気が利くのが日本製品だと思っていただけに
このBOSCHとRYOBIの差は驚きでした。
RYOBIのTRE-55は
BOSCHより5000円程高い製品なので
一概には比べられないのですが
切削時の機械動作についてはRYOBIの方が
音も静かで起動時の反動が"非常"に少ないなど
勝っていると思います。
(BOSCHの方は起動時回転方向にぐっと持って行かれます)
ホームセンターなので電動工具をみていると
まるで「おもちゃ」のような作りの物が多々あります
軽量、取り回しやすさが売りなのでしょうが..
鉋など手工具は一度購入すれば
数年〜十数年以上は使えます
すべて手工具で作れというのは時代錯誤な話でしょうが
耐久性、精度の無い使い捨ての様な道具で作られる
「作品」というのはどうなのでしょう..
今回のBOSCHトリマのような製品が
国産メーカーからも出てくれるとうれしいです。