無印良品の特集カタログが
とても好きです。
昨年のクリスマスカタログは
全世界共通の冊子で言語も英語、中国語、日本語etc
各国からセレクトされたクリスマスプレゼントが
クリスマスの風習とともに紹介されていました。
カタログでみて楽しめて
実際にお店に行ったときもついつい見てしまう
今、お店にあるカタログは
「二人暮らしのつくりかた」
(無印良品HPよりPDFでダウンロードできます)
写真家のホンマタカシさんや
nendoのデザイナー佐藤オオキさんの
インタビューもあって読み応えがあります。
気になったのが新作の「タモ材の家具」
例えば写真右のタモ無垢材のいす
お値段なんと10,000円!!
ニトリにあるようなデザイン
と作りの家具ならまだしも
見てデザインもいいし正直ほしいなぁと思うし
もう家具屋やってらんないよという衝撃プライス
昨日有楽町に行く用事があったので見てきました
椅子以外にもテーブルやら収納やら
タモ材の家具が随分と増えましたね
あの無垢の椅子を10,000円であげようと思うと
相当なコストダウンをしなければいけないはず
ぱっと見た目はやっぱり「いい」です
なるほど、と関心したのは
接合部分にすべて「切り面」がとってあります
加工精度、組み立てにそんなに
手間暇かけてられないでしょうから
接合の甘さによる隙間があっても
切り面があることによってカバーしてしまうのです。
テーブル類は接合部にRの面がとってあって
自ら「隙間」をデザインの一部としています。
接合はダボと金具の併用でしょうか
隅をつつけば接着剤のはみ出しや
塗装のムラなどありますが
「製品」ではなく「商品」をつくのが家具屋の仕事であるならば
これらの商品に対して仕口がどうととか
加工精度がどうとか言えないなぁと思いました。
デザイン良し、値段良し
残りの注文は長年使ったときの耐久性、ですね
残念ながら我が家の無印の家具は歪みまくりです。