実際製作に関わるのは
先輩と社長と自分の3人のみなので
「じゃぁこれやっといてね」という感じで
どんどん作業をやらせてくれます。
二十歳台後半になって、物を作る仕事への転向
年齢より職歴がモノをいう世界ですから
ほんとうに遅い出発。
新しい作業を教わって
初めは全然、体と手が思うように上手く動かない
「あぁ無理矢理頭で理解しようとしてるなぁ」
18歳でカメラの修理屋に入った頃のような
作業を体で覚える感覚は自分から消えてしまったのか。
ちょっとヘマをしつつ回数を重ねるごとに
だんだんと自分の手と道具が上手く動いて
思うような仕上がりになってきました。
あ、この感覚だ
十年ぶりの現場復帰、ぎりぎり間に合ったかな
という感じです。