机に引き続き、カビの酷い引き出しも修理することにしました
長らく使われず空気の動かない状態だったようで
引き出し内部は、かなりキツイカビの臭いがします
引き出しそのものは桂(かつら)の木でできているので
鉋をかけ直してあげれば、また綺麗になり使えそうです。
先ずは分解、外観から釘やタッカーの針が見えなかったので
とりあえず玄翁で叩いてみたところ
ダボ接合で接着剤も経年劣化しており、上手く外れました。
底板は4mmの合板、これはタッカー(ホチキス)で
引き出しの側板に固定されていてペンチ等で
抜く事により簡単に外れました
底板はペーパーをかけて再利用するつもりでしたが
思った以上に湿気を吸い、カビが酷いので
新しく作ることにします。
合板とは字の通り、薄い木を貼り合わせて強度を保つ材ですが
経年劣化でしょうか、貼り合わせの糊がもろく簡単に剥がれました
万能な家具の材料として、広く使われている合板も
使用状態によってはこんなにもろくなる物だと実感しました。