昨年の夏は、花火、夏祭り、海水浴
と夏らしいイベントを一つもこなさなかったので、今年は挽回すべく
まずは「蛍」を見に「四季の森」へいきました
関東で蛍を見た事はまだないのですが、調べてみると飼い放しとはいえ
蛍が見れるとこは意外とあるんですね。
なかでも「四季の森」は有名らしく、六月のゲンジホタルのピークには
数千人が訪れるそうです。
今回見に行ったのは、七月下旬に見れるというヘイケホタル。
「七月でもみれるらしいよ」という情報だけでいったのでかなり不安でしたが
日がくれ7時をすぎた頃、ポーッと木の葉にとまった蛍が光りはじめました。
蛍の光の余韻が忘れられずに二日続けて見に行ったのですが
二日めは「暑くて」「風が弱い」という蛍が飛ぶには絶好の気候
予想通り水路の際などにこの時期にしてはそこそこの数であろう蛍が
見物人も自分たちを含め10人もいなかったので夕涼みを兼ねて
ゆっくりと良い時間を過ごせました。
公園を一歩出ると、商店の明かりと幹線道路の車の音
蛍を見ていたという現実感が薄れる程のギャップを感じました
自分の周りにある光は高速移動する乗り物の光だったり
建物の照明だったり、直線的な動きや照度の強いものばかり
空を飛ぶ蛍の淡い光の動きは、確実に自分の中に潜んでいる
「古いなにか」をくすぐるのでした。