先日の寒波で、丹沢の山並みに
うっすらと雪がかぶりました
街路樹もすっかり落葉しましたね。
ふと街路樹を見上げると桜、
木肌はごつごつとしていて
節も多く、幹はねじれ曲がり
製材しても材が暴れ
家具材、構造材としては全く使えません
毛虫も多く出るし、実は食用にもならないし
全くいい事なしですね。
Photo : RICOH GR Digtal2 / ISO100 f2.4 AUTO
ちなみに、「さくらんぼ」も
家具材として重宝される「さくら」
も親戚、ではありますが違う種類です。
同じ虫が出てねじれ曲がる
まだ食べれる梅のほうがマシ。
では、なんで日本中に桜が植えられたかというと
やっぱり春の訪れを告げる花の美しさでしょう。
また、「はらり」と散る潔さを良し
として受け入れられたともいいます。
椿は花ごと「ボトリ」と落ちるから不吉だ
とか、花の散り方ひとつすら
人の生き方に結びつけれる
感受性、想像力は本来の日本の
美しさからくるものなのでしょうか?
と、駅前まで荷物を出しにいって考えました。