E-300の時点でもうデジタル一眼も安くなることは無いだろう、とおもってましたが
ニコンのD40キムタクのカメラ、レンズ込みで5万円
5年前の二十数万円が、機能ほぼそのまま、画質アップ、サイズダウンしてここまできました。
ニコンは小型、低価格モノは昔から不得手だったのですが、このD40は使いやすいし撮ってて楽しい
3点フォーカス、ボディモーター外部LCDの省略など少なくともバッサリと
「自分は使わない」機能を捨てたのが潔いですね
実質一万円程のキットレンズでこれだけ写るんだから素晴らしい。
元々、EOSKISSを買うような層を狙った製品らしいのですが
この機能バッサリ具合がマニア層(自分含む)にうけてるそうです
しかしこの「見かけのスペックが低い」D40ニコンが焦って作った偶然の産物か
発売後わずか3ヶ月で「見かけのスペックが高い」D40Xという機種が出ました。
さて、自分の職業は「カメラマニア」ではなく「貧乏木工職人見習い(家庭持ち)」
なのでこれ以上カメラに散財するわけにはいきません
丁度いい機会なので、いままで眠っていたフィルムカメラ達もオークションにて処分することにしました
自転車旅行やら放浪の旅のお供で思い出深い品なのですが、今となってはフィルムカメラを使う機会もなく
それなら使ってくれる人の手元へ行った方が良いのではないか、と。
このPENTAX LXは熟練工による手作りカメラ
修理屋時代に聞いた話ですがオーダーがたまってLXを組み立てる時は
生産ラインのベテランの組み立ておばちゃんたちが召集され、食堂に部品を並ベ時間をかけて組むそうです
同じ歯車の部品でも、スムースな駆動のため微妙な組み合わせで数種類用意されていました。
生産終了には需要の減少もあるんでしょうが、使用されている電子部品があまりにも旧式になりすぎて
電子部品メーカーが「超旧式の生産機器」を維持できなくなり音を上げてしまったのも一因だそうです。
走ってる自転車から落とすわ、濡らすわと酷使したんですが機械はビクともせず
しかも絶版品ということもあって想像以上のお値段が付きました
LXは定価15万円十年以上、いやもっと現役機として動きますが
25万円のデジタルカメラは5年"も"たったら過去の遺物。
儲けたお金は道具の資金にします。いや、ぱーっと使っちゃうかも...