水の写真展なんてやった割には
そういえば地元神奈川の写真が一枚も無い
元々育ちが横浜だったので丹沢は遠い存在でした。
神奈川には宮ヶ瀬ダムというダムがあります
20世紀最大級といわれる重力式コンクリートダム
湛水開始1995年、かなり新しいです。
大和市の自宅から原付で一時間半
厚木から山道にはいり土山峠をこえると
ダム湖が見えてきました。
今まで色々なダムへ好き好んで出かけていきましたが
身近にこんなもんがあったなんて恐れ入りました。
道路がやたら綺麗なのと、都市圏から近いおかげで
ダム湖特有のどうしようもない山奥感が全然ないですね
ダムの付け替え道路(水没する為に新しく引いた道路)
は自然に配慮した設計のため(山を削らないように)
アーチ橋が連続していて湖面に橋が写る姿は綺麗ですが
自然にはあり得ない景色だなという気持ち悪さも感じました。
水辺に降りようにもダム湖畔ってどこも水位変位があって
危険という事で立ち入り禁止なんですよね。
上流の中津川にも行きましたがやはり水面に降りれそうな所は
私有地またはキャンプ場で水面までいこうにも入場料とられちゃうし。
バブル時代、代替地(水没するため新しく造成した土地)
に大手電鉄系資本のレジャー施設を作る話があって
清川村では観光資本にかなり期待していたようですが
見る限り「大手資本」のコンビニすら無いし..
大手、大手とさがしてもコカコーラの自販機位しかありませんね。
代替地にはキャンプ場と噴水と吊り橋があって観光船が走ってて
綺麗な道路はツナギをビシッと着たおっさん達が単車で
ぶんぶん腰振って走ってます。
なにか良かった事も書きたいんですが、カントリー調な喫茶店とか
切り株並べたお土産屋とか、清川村は一体何を手に入れたんでしょうか。
ちなみに宮ヶ瀬ダムの計画当初のキャッチフレーズは
「21世紀への贈り物」