今月、またひとつ(2つ)
光学業界からブランドが消えました
デジタルフォト全盛になり
開発と値段競争で負けたそうです。
店頭からコニカミノルタのカメラと
青いパッケージのコニカフィルム
が全て無くなる訳です
去年の「CONTAX(京セラ)」撤退
のときも感じた事ですが
今回のコニカミノルタも
製品(ブランド)で勝負というより
普通レベルの商品を
販売店にバックマージンかけて
大量の店頭ヘルパーで売っていたイメージがあります。
フィルムカメラの頃からの商売手法の違いが
この時代になって大きな差となって出てきたのでしょう。
「一方」余裕のフジフィルムはコニカミノルタの撤退を受け
銀塩写真事業継続のコメントを出しました。
人間の喜びも悲しみも愛も感動も全てを表現する写真は
人間にとって無くてはならないものであり
長年のお客様のご愛顧にお応えするためにも
写真文化を守り育てることが弊社の使命であると考えております。
その中でも銀塩写真は
その優れた表現力・長期保存性・低廉な価格・取扱いの手軽さと
現像プリントインフラが整備されている点等でデジタルに勝る優位さもあり
写真の原点とも言えるものです。
(一部抜粋)
企業が公式に発表する文面なのに
随分感情の籠った文章だなぁと感じました。
「人」ではなく「企業」が世の中を動かしている今の時代
文化を守るのもまた企業の責任だと思います。