もう何年も毎年毎年、春夏秋冬を体感しているのに季節がすぎると、すぐにその感覚を忘れてしまう。
また"その"季節が巡ってくると「あぁこうだったこうだった」と思い出す
思い出すキーは風や空気の「肌の体感」だったり新緑や花の「匂い」だったり
人間は不完全なのか良くできているのか、よくわからない。
絶好の「海辺の木陰で昼寝日和」なので、葉山の一色海岸へいきました
早めに家を出たのでこんな絶好の天気でも渋滞に巻き込まれず気持ちのよいドライブ
小坪のR134のトンネルを抜け、山の濃い緑と海が目に広がると「あぁこうでなくちゃ」と思います。

一色海岸お気に入りの場所、海が眼前に広がる松の木陰には地元小学生による期間限定ベンチが、
数カ所に設営されていたのですが、置き場所が絶妙でグッジョブ
ベンチ(椅子)って人が休みたい、ちょっとそこにいたいなっていうところに置くわけで
そこに座った人の視野はみんなほぼ同じ物を見る(見させられる)のだから、写真で風景を切り取るより
微妙なセンスが求められるんじゃないのでしょうか?
どんなにいい椅子でも、プアな場所に置かれれば誰も座らない
公園の小高い丘に置かれた、赤いベンチにおじいちゃんが座っている姿がとても良い絵でした。

すぐ近くの神社で行われている葉山芸術祭の青空アート市へ
(2004年に参加しましたこちら)
毎年木製飛行機のおもちゃを出しているおじさんがいるんですが、これが良く売れている
なんか年を重ねる事に飛行機のディテールもグレードアップしてる気がします

男の子が小さい手をめいっぱいのばし、飛行機を空高くかかげ
「ほら、飛行機が向こうの山より高いよ!」とはしゃいでるのを見て感激、感動
ニンテンドーDSより一億万倍いいおもちゃです、子供の想像力フル回転。
こういうイベントにくるといつも力をもらう気がします。