厚木の岸邸、根岸の柳下邸、
はじめての訪問でもつい居心地がよくてものすご〜く長居してしまいます
なんでこんなに落ち着くのか?
現代の家(こんな表現もはずかしい)にくらべ圧倒的に照明が少ない
でも家って人間の「巣穴」ですからこんなもんでいいんじゃないかな?と思う
そういえばよく田舎のおばぁちゃんに本を読んでいると
「暗いから縁側へいきなさいっ」ていわれたっけ。
Photo : OLYMPUS E-410
あとはやっぱり自然素材ですかね?
土壁、畳、板間、顔に見える木目の天井
さて、今自分は住まいにかかわる仕事をしているので
これから動き回り、長い時間を家で過ごす息子に
どれだけ良い環境を与えてあげられるか、と考えています。
化学素材も確かに合理的で機能に優れてますが
綺麗な白や木目に印刷された中で過ごす事が
心に与える影響は?とも思います。
そんななか、小さい頃体験した日本家屋の中で過ごした時間が
大きなヒントになると思うのです。