Hey You!
(同名の歌より「左とん平のhey you bluse」数多くカバーされてますが、自分は大槻ケンジで知りました)
これをやったのは誰だ誰だ、だれなんだ!
Hey You! watch a name!
「知識や経験の未熟さ故の”ミス”」は誰にでもあるのだが
この仕事に関しては経験の少ない人間は熟練者によるカバーがなければいけないと思う
人の暮らす「家」の工事において一つの施工のミスは事故、命に関わる事もある
なぜならそこはヒトが安心して”一番無防備"になる「我が家」だから。
"かろうじて"刺さっていたビスは加重で折れていた
すんごく重いんでちょっとずつ上げていきます、これは新たな支えを作ってあげないといけません。
築浅のマンション、クロスの張り替えついでに「ずれている玄関収納の再取り付け」という
見積書の費目を見て現場へ行き作業にあたったが
つやつや重量級の扉がついた「一見豪華な」玄関収納が見事に数センチ落ちている
震災の影響もありこういう状態は時折みるのだが
作業にかかるとビスがどこの下地にも効いていない事に気づいた
今までつっぱりと石膏ボードにささっただけのビスで持ちこたえていた事に驚く
この収納はフロート型といって浮いているように見せるため脚がないのだ
下を覗き込むと足下の間接照明が入っていてコレにひっかかって今まで落ちなかった様子。
収納が床面へ落下したとすると
収納本体にしっかりと固定されているブレーカーも落ちる事になる
スキマから覗き込むと線にそんなに遊びは無い様子
もし主幹電気線が抜け短絡した時の衝撃はものすごいものだろう
箱の裏で燻ったり発火する可能性はいくらでもある…
施工した”ニンゲン”は職浅でも絶対に気づいている「これはビスが効いていない」と
実はこういう事例を見たのは初めてではない
だいたい固定しようにも右側には下地が無い
やった本人の問題だがこういうことが起きる背景”下地"もあろう
でもなんで、みんなそのままいっちゃったかな?
やった作業者も監督もみんな知ってたはずだぜ
Hey You! その日その手で食べた夕ご飯は美味しかったかい
Hey You